金型が摩耗したり欠損したりしてしまった場合は、修理を検討することもあるでしょう。そんな時に業者に依頼できるのが、「肉盛溶接」という方法です。肉盛溶接は一般的な溶接と異なり、性能アップや強度の向上が見込める手法の1つです。
こちらでは、金型の肉盛溶接についてご説明するとともに、出張溶接の流れをご紹介します。出張溶接に対応する業者をお探しなら、ウェルテック舎への依頼をご検討ください。多数の事例があり、様々なケースに柔軟に対応いたします。
肉盛溶接とは、接合する金属の上に溶接金属を積層する手法のことです。
通常、溶接は2つの部品を溶接金属によって接合させ修理などを行いますが、肉盛溶接では1つの部品の表面を目的に応じた金属で覆います。肉盛溶接は金型などの補修にも利用でき、表面改質効果も期待できる優れた手法となっています。肉盛溶接によって母材の耐摩耗性、耐熱性、耐食性が向上し、より長く使用することが可能です。
同じような目的で行われるものとしてメッキがありますが、肉盛溶接の方がより厚い層が形成されるため、母材が高い耐久性を得られます。母材と溶接金属との間の品質の差が大きい場合には、業者が中間的性質の肉盛溶接を行う事例もあります。肉盛溶接は比較的安価に母材の性能を高めることのできる方法ですが、加工の際の工程や使用する溶接金属が増えるということも覚えておきましょう。
レーザー加工した金属や金型の修理などの出張溶接を業者に依頼したい場合、どのような材料を使うのかも重要なポイントになります。母材とあまりに性能が異なる材料を使用すると、強度低下やひび割れなどを起こす恐れもあるからです。肉盛溶接に使用される材料は多岐にわたります。
例えば、Fe基合金の中には低合金鋼、高合金鋼、ステンレス鋼、高Cr鋳鉄などがあります。また、Ni、Co基合金の場合、インコネル合金やハステロイ合金、ステライト合金、トリバロイ合金などを使う事例も少なくありません。トリバロイ合金は大型製品などに使用されることもある材料です。炭化物複合合金では業者によって材料を設計し、超硬合金を作る業者もいます。肉盛溶接を依頼するときには、どのような材料を使ってほしいかという希望も伝えておきましょう。
金型修理などを目的として、業者に出張溶接を依頼する場合の流れについてご紹介します。
まずは電話、メール、FAXでご相談ください。日帰り対応エリア以外の場所への出張では、宿泊費などの経費が発生することもあります。
ご相談後、打ち合わせを行い、訪問日や発生する諸経費について見積りを算出します。
訪問日には必要な各種道具を準備して現場に伺い、作業を開始いたします。
お客様から喜びの声を多くいただいているウェルテック舎では、風洞設備内での修理や自動車用大型金型の肉盛溶接、大学病院内薬局のスチールベルトのエンドレス化などの事例があります。金型の出張溶接に関する質問は、随時承っていますので依頼を検討しているなら、ぜひ一度ご相談ください。
肉盛溶接に限らず、品質の高い溶接を行うためには豊富な実績が必要になります。事例豊富な業者をお探しなら、全国対応可能なウェルテック舎にご依頼ください。神奈川県横浜市のウェルテック舎は、50年にわたる豊富な実績と広い出張対応エリアで多くのお客様からご満足いただいています。金型の出張溶接や修理に関するお問合せは随時承っています。
会社名 | 株式会社ウェルテック舎 |
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代表者 | 代表取締役 居村 登行 |
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